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CCRと愛の力 [ジャズ日記]

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Creedence Clearwater Revival_Green River/ 1969
Recorded March - June 1969 in San Francisco

2013年10月2日
海外の学会発表から2週間たつが、時差ぼけがようやく治りつつある。体内時計がおかしくなっているから、こまごまとした仕事しかできず、ためこんでいた資料や雑誌を整理したり、道に迷って同僚の先生方に迷惑をかけた猛省からイタリア語の教科書を勉強し直したりの日々。かたことで話す外国語ほど迷惑なものはない、猛省。

古い雑誌の中におもしろい記事があったので紹介したい。 Newsweek誌(December 10, 2007)

" How Japan lost its high-tech mojo "の記事をとっておいたようだが、今日は、CCRのジョン・フォガティーがロックスターとして、バンド解散後にどんなに悲惨な人生を余儀なくされてきたかのインタビュー記事のほうを紹介させてほしい。

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2秒の値段は?:ロイターの事前配信 [マネー]

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2013年8月22日(木)

2秒はいくらになるか:ロイターの事前配信

金融ニュースの発信元Thomson Reuters社(写真)は押しも押されぬ世界の情報大手。そのロイターが事もあろうに特別契約した大口顧客に、一般契約客よりも2秒早く情報を売っていたことがわかった。ニューヨーク州の司法長官はこれが州の証券法に抵触しているのではないかと調査中とのこと。

毎月の米雇用統計や住宅指数で株価は動く。今回、事件が発覚した統計は、ミシガン大学による米消費者態度指数。雇用統計ほどの重要さはないまでも、決して軽くない指数だ。ロイター社は、契約顧客に午前9時55分(NY時間)にこれを配信するが、上乗せ料金を払った特別顧客にはその2秒前に事前配信していた。

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半沢直樹のこと [ジャズ日記]

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2013年8月13日(火)

今日も暑かった。研究室にたどりつくまでに体力の半分を消耗してしまう。クーラーと冷たい飲み物でチャージしてから、仕事にかかる。が、すぐに眠くなる。しかし締め切りは待ってくれない。ツェッペリンをガンガンかけて(幸いお盆休暇で僕のフロアには誰もいない)、資料を読み、分類し、メモを作る。

ジミー・ペイジでもダメな場合は、ソファーに場所を移して痛快な小説を読むに限る。今なら「半沢直樹」だろう。原作は漱石で言えば「坊っちゃん」。こういうヒロインのキャラクターが立っているのがいい小説だ。

原作よりドラマはもっとおもしろい。脚本がいい。原作+時代劇というし立てになっている。
たとえば、悪党の東田をキタの新地のクラブでやっつけるシーンには原作にはないチャンバラが入っている。主人公のセリフも不自然なくらい時代劇だ。天才堺雅人の演技力が高視聴率につながっている。

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未来のために今すべきこと (3) 情報分析力 [ジャズ日記]

2013年8月9日(金)

未来のために今すべきこと(3)情報分析力

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個人投資家の中には奇跡的に稼いだ人もいる。マネー誌は、そういう例外的存在をあたかも誰でもそうなれるかのように特集を組む。

しかし別の意見もある。ゴールドマンに長年勤務していた人の意見だが、個人のレベルでどんなに機材をそろえたところで「空母に竹槍で立ち向かう」ようなものだという。欧米の有名大学で数学や物理学の博士号を取った人たちが、100名単位で組織化されたウォール街の投資銀行やヘッジファンドが空母。個人投資家は竹槍だ。

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未来のために今すべきこと (2) 分散 [ジャズ日記]

2013年8月7日(水)

未来のために今すべきこと(2)分散

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前回、未来のことは誰にもわからないから、今、何を準備すべきかには正解はないと書いた。
結局は、まわりに流される人が一番「高値づかみ」をしてしまう。それなら今、何もしないのがベストなのかというと、それもちがう。他の人が少しでも準備をしていたら、自分だけマイナスになるかもしれないからだ。

ではどうすべきか。前回は、長期的な方針をもって、遠くの目標に向かって努力(投資)をすべきだと締めくくった。人生哲学、経営哲学、投資哲学そういった長期的な視線が大切であることは、それなしには目先の短期の数字にふりまわされて我を失うからだ。

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未来のためにすべきこと (1) [ジャズ日記]

2013年8月4日(日)
未来のために今すべきこと(1)
 
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20歳であれ50歳であれ、どんな立場の人であれ、未来のために準備中の人と会ったり、話したりするのは大好きだ。
 
先日のMBAのレクチャーも3回ともとても楽しかった。こちらが伝えようとしている理論を、受講生は企業内で経験しているのだろう。日常の経験や疑 問に説明がつくのが楽しいのだ。それが理論というものだし、会場が楽しんでくれていると僕も楽しくなってしまう。まだ社会に出ていない学部生に教えたり ディスカッションするのも楽しいのだが、それとは異質の楽しさがMBAにはある。
 

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ボラタイルな日々 [ジャズ日記]

2013年7月21日(日)

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Wes Montgomery / Boss Guitar

この春からほんとうにボラティリティの高い毎日が続いた。今日の選挙後を楽観できない僕は、金曜日にボラタイルな日々をいったん手仕舞いした。 まちがったかも知れない。まちがっていないかも知れない。いずれにせよ、この選択には自分で責任を取るしかないのだけれど。

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理想の組織としてのジャズトリオ [経営学〔組織と戦略〕]

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Russell Malone/ Triple Play. 2010

理想の組織としてのジャズトリオ

2013年3月23日(土)
このあいだまであれだけ寒かったのに、急に桜が満開になった。今日、午前中、仕事を終えてからお花見に出かけようと思ったが、気になるテーマがあって資料を整理しているうちに夕暮れになってしまった。

いったいなぜこんなに書斎に本やら論文があふれているのだろう。僕の書斎は壁がすべて書棚になっている。だいたいテーマ別に文献をかためているが、新しい論文はダウンロードするだけでなく、プリントアウトして製本するようにしていて、それがどんどんたまっていく。研究室も似たようなカオスである。

書斎の床も、いつのまにか本に占領されているではないか。朝、階下からコーヒーを持ってくるときに気をつけないと本や段ボールにつまづく。行き詰まったときは雑雑とした部屋はかなり気分がよくない。近所のスタバに行って、隣の人を気にしながらせまいスペースで文献を読んだり、統計ソフトを動かしたりしている自分に矛盾を感じたりする。

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投資ブームと2つの質問 [マネー]

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The Bee Gees/ One Night Only.1998

投資ブーム

2013年3月15日

 昨年暮れから、金融業界の「アベノミクス」効果が意外なほど持続していて、このごろではかつての「小泉改革」効果と比べられている。
 円安、株高トレンドを指をくわえて見ていられないのが個人投資家だ。小泉改革というか竹中改革が喧伝したのが「貯蓄から投資へ」だった。個人投資家はこれに乗せられて株に投資し、中途半端な規制緩和のままリーマンショックに大打撃を受けた。彼らは大部分、塩漬け株を抱えて含み損に身動きがとれなくなっていた。

 アベノミクス効果で株が上がっていくのを、彼らは指をくわえて見ているわけにはいかない。なにしろ含み損を抱えているのだから。さあ何とかするぞ、とばかり株式市場に再参入してきている。
 東証一部の売買代金を見ると、個人の割合はアベノミクス前は12パーセント強だったが、今年に入ってから、ついには25パーセントをこえた(東京証券取引所)。「持たざるリスク」が日本株について発生しているとまで言われるようになった。
 カブドットコム証券の発表では、1月の新規口座開設数は12月の2倍に増えた。1月から信用取引の制度が改正されて、個人のデイトレードがやりやすくなったことも貢献している。こういう規制改革はいいことだ。しかし喜んでばかりもいられないようだ。

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Clapton and King [ジャズ日記]

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Riding with the King/ Clapton and King

2013年2月27日(水)
今年はいつまで寒い日が続くのか。そんな日にはブルースギターの名盤を聴きたくなる。
ギター少年は、たいてい「B.B.キングなんて」という顔をする。「テクニックがあるわけでもないし、ソウルって言ってもねえ」という怪訝な顔つきだ。「クラプトンはテクニックがある、スローハンドだから」と納得しているのも20代の特徴か。

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