横浜ベイブリッジ [旅行]
パリの誘惑 [旅行]
- 誘惑1 街並み
パリ,小旅行 [旅行]
9月のコンコルド広場,マロニエ
パリ以外のどこに行くわけでもなく,コンコルド広場にあるホテルから街に出て,歩き疲れたらまたホテルに戻るという旅行をした。
1週間もそんなふうに過ごしているとカフェ,レストラン,ホテル,ショップなどの人たちと知り合えて、街の顔が見えてくる。前に半月間,ミラノ辺りに居たときもそうだった。
パック旅行を個人化する方法(後編) [旅行]
パック旅行を個人化する方法(後編)
なぜ多くの人がベストであるはずの個人旅行を諦めてしまうのか。その「3つの壁」を前回、書いた。
軽くおさらいすると、現地の言葉でなく、英語が通じる店を考えてほしい。観光客がターゲットの店だから英語を話す店員がいるのだ。ソウルの焼肉屋など、ミョンドンでは日本語が通じる。そのかわりソウルの友人やホテルのコンシエルジュに教えてもらった店では、日本語も英語も通じない、韓国語のみ。店内は現地の人たちばかり。これが驚くほどうまい、田舎に自分の牧場を持っていて牛や豚を育てている、直営店。しかもびっくりするほど安い。お店のおじさんとは親戚のように仲良くなる。
パック旅行を個人化する方法(前編) [旅行]
John Coltrane/ Blue Train
http://www.youtube.com/watch?v=S1GrP6thz-k
パック旅行を個人化する方法 (前編)
夏休みの海外旅行ハイシーズンも過ぎて、これから秋から冬に海外旅行を計画中の人もいるだろう。企業でも、休暇の時期をずらすことにずいぶん寛容になった。学生はもちろんこれから海外に出るはずだ。今日は、セミ個人旅行の仕方について書こう。
海外旅行中に、どう食べるか [旅行]
Miles Davis/ Kind of Blue.
海外旅行中に、どう食べるか
食べることはいちばん簡単で、いちばん奥が深い。まさに文化そのものだ。今回は、これからヨーロッパに1人旅(2人旅)をする予定の、しかも初心者向けに書いてみる。
その前に、今回のアルバムだが、ジャズを聴こうという人でこれを知らない人はいないという有名盤。モダンジャズの古典。それだけに教科書扱いされて、「ああ、あれね」という盤でもある。
たまたま見つけた、ものすごく格好いいマイルスとコルトレーンの動画がある(2010年8月26日検索)。下記をぜひ観てほしい。もう一度モダンジャズを発見する人がでてくると思う。
http://www.youtube.com/watch?v=P4TbrgIdm0E&feature=related
さて本題。ヨーロッパから立腹ぎみで帰国する旅行者は、みな同じクレームを言う。
「パリの(ベルリンの、ウィーンの、ローマの、他大都市)ウェイター(ギャルソン、ウェイトレス)はほんとに感じが悪いよ。こっちがお客なのにさ。怒られちゃったよ」
これは残念な印象だ。
旅行中に何を読むか [旅行]
旅行中に何を読むか
このアルバムは,前にも紹介した,サイモントガーファンクルの,映画「卒業」のサントラだ。飛行機の中で,ゆっくりノートパソコンで映画を観ようという旅行者の方にお勧めだ。
団塊の世代から30代まで,知らない人はいないという有名な作品だから,もし観たことがないという人がいたら,僕はむしろうらやましい。あの感動を新たに味わえるとは。
旅行中何を聴くか [旅行]
Sonny Clark / (BLUE NOTE 1579)
SONNY CLARK(p), PAUL CHAMBERS(b), PHILLY JOE JONES(ds)
1.BE-BOP/2.I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WAS/3.TWO BASS HIT/4.TADD'S
DELIGHT/5.SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE/6.I'LL REMEMBER APRIL
旅行中,何を聴くか
2010年8月20日(金)
一日中,ずっと机に向かっている日が続いている。結局,ふだんの不勉強を物語るわけで,締切仕事が重なると,追い詰められる。
ただ,こういう集中は2年前の夏に動けなくなってからはできなかったから,それを考えると,体力が回復したことを喜ぶべきだろう。健康と水は無料と思ってはいけない。
加藤周一「都市の個性」 [旅行]
スイス・モンブラン(著者撮影)
2009年3月12日(木)
加藤周一の『著作集』(平凡社)に「都市の個性」というエッセイがある。著者らしい視点は、論文後半、都市の美しさを論じたところだ。工業化を急いだ日本政府と日本人の価値観を欧米と比べながら、日本の都市の個性を分析している。日本的感性というよりもコスモポリタンな客観性をもって、都市の比較論ができる人はこの世代では希有の存在だ。
最近の円高に、今年の春は、多くの日本人が海外に出かけるらしい。1ドル250円の時代に留学した者にとって、ヨーロッパや海外が近くなったことを心から喜びたいと思う。
たとえパッケージツアーでも、たとえパリやローマに行ってバールもカフェもクラブも入らなかったとしても、それでも行かないよりはたくさんの経験ができるからだ。
アジアもいいけれども、とくにヨーロッパの都市を経験することは、これからの日本を考えるうえで大きな指針となる。たとえば10日間のパリとローマ旅行から帰ってきて、「なんてことないじゃないか」と漠然と不満をもって成田国際空港に着く。リムジンバスや電車でふといつも見慣れた風景を見るとき、「あれ?」と誰もが違和感を感じるのではないか。
「日本の都市って、こんなだったっけ?」見慣れたはずの日本の町並みが急に雑雑として見える、そういう違和感だ。