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Clapton and King [ジャズ日記]

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Riding with the King/ Clapton and King

2013年2月27日(水)
今年はいつまで寒い日が続くのか。そんな日にはブルースギターの名盤を聴きたくなる。
ギター少年は、たいてい「B.B.キングなんて」という顔をする。「テクニックがあるわけでもないし、ソウルって言ってもねえ」という怪訝な顔つきだ。「クラプトンはテクニックがある、スローハンドだから」と納得しているのも20代の特徴か。

投資の世界でも同様で、「テクニカル派」と「ファンダメンタル派」に分かれている。株価チャートを統計的に分析するか、対象企業を財務的に分析するか、そのどちらにウエイトを置くかの違いのことだ。
パッとみて格好いいのはテクニカル派。コメントが専門的だし、トレンドが分かりそうな俊敏な印象を受ける。それに対してファンダメンタル派は、財務分析の会計士みたいで何となく素人受けしない、当たり前のコメントになってしまうのだ。

かなり無理を承知で言ってしまうが、クラプトンはテクニカル派のチャーチスト(チャート分析)でキングは堅実なファンダメンタル派のようなギタリストだ。どちらが格好いいか、どちらが好きかでその人の年齢、性格、好みが分かる。

「スローハンド」に見えるほど早く弾けたり、クリーム時代の格好いいフレージングはクラプトンのものだが、身体が動いてしまうブルースのリズム感はキングのほうだ。子供の頃からブルースに接していなければ、後からいくら練習してもあのリズム感は生まれないと思う。

結局、ファンダメンタルをしっかり身につけるのが大切なのかも知れないなあと思いつつ、また「テクニカル指標の読み方使い方」などといった本を手にしてしまう。どうも、いかんなあ。技術的なことって学習するのが楽しいという罠があるようだ。


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