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グラットンとピケティ(その1) 格差社会論 [グローバル経済]

グラットンとピケティ(その1) 格差社会論

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グラットン(ロンドン・ビジネススクール教授・経営組織論)とトマス・ピケティ( パリ経済学校教授・経済学)を読んでいる。この二人は、今日のヨーロッパを代表する論客だ。彼ら(彼女と彼)は、キャリアと世界観については対照的な人である。

ピケティ(Thomas Piketty)は親の代から社会党支持者のアカデミックな研究者であり、グラットン(Lynda Gratton)は経営コンサルタント出身で、今もシンガポール政府のアドバイザー等を続けている。ピケティが批判した「1対99パーセント」の構図でいえば、グラットンは「99」の側にはいない。しかし、グラットンの主張にはピケティと共通点もある。そこが面白い。

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