横浜ベイブリッジ [旅行]
2020年正月
お正月の港町は好きである。今年も家族が集まってのんびり過ごした。年に一度の家族時間を大切にしたい。そう毎年思いながら、ホテルに仕事を持ち込むのが私の悪癖である。
今年は、暮れのうちに大きな資料を必要とするものは片づけておいたので、小さな鞄にMac BookProと数冊の本だけを持ち込んだ。これでも資料持ち込みは例年になく少ない。家人は「持ち込み不可!」と言うが、そうはいかない。持込可である。
私の部屋の大きな窓から、初日の出や暮れなずむベイブリッジが美しい。水のある風景に見とれて仕事はまったく進まない。そもそもここに来て、午前中と夜だけでも仕事を進めようなどという計画が浅はかだった。夏休みにエミリア・ロマーニャ州の美食の町ボローニャで買った私の大好きなワインを持ち込み、朝から乾杯などしたあとでは、資料の英文は知らない外国語と化した。
横浜ベイブリッジは好きである。この橋は1989年、平成とともに始まった、新しい空気を横浜に運んできた事業である。
タクシーで山下公園まで行き、そこから散歩して、中華街を抜けて元町に出て、坂を上って港の見える丘公園につく。ここから外人墓地あたりも好きである。港の見える丘公園から眺めると時間帯によってブリッジはその印象を変える。そのどれもが好きである。
人生は短い。好きなことをして生きないともったいない。
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